要注意ポイント見学ツアー

11/1は日勤でした。見習い車掌を集めて要注意ポイントを見学する行程。
久々に同期と集まったりしてちょっと楽しかったわけですが。


「要注意ポイント」というのは、滅多に行かないけど、重要なポイント。
今まで見習いとして要注意行路を見て、実際に乗務したわけですが、
それでは回りきれない部分の補足的な感じですね。
今日巡ったのは主に臨時列車を担当した時に行く場所です。
うちらの担当の京葉線じゃない部分ばっかりです。


まずは蘇我を出て便乗で新木場まで移動。新木場自体は普通に乗務して
見慣れているので問題ないんですが、それは京葉線の話。
新木場には他にも乗り入れしている会社があります。その一つ、いわゆる
りんかい線」が京葉線とつながっています。線路がつながっていると
言うことは、そこを走る列車が存在すると言うことで…。
そういった臨時列車を担当した時に確認すべき信号などを見学しました。


新木場の後は再び京葉線にて東京駅へ。丸の内車掌区の場所を見てきました。
しかしあそこは京葉線ホームからは遠い…(ノ∀`) 丸車の人は大変なんだなぁ。
見学を追え足早に武蔵野線の電車に乗り込み西船橋へ。
西船橋は通常の行路でも訪れることはあるんですが確認のためにみんなで見学。
休憩所とかもあちこちにあるので一緒に見て回りました。


西船橋でランチした後は総武線津田沼へ。
ここはあまり来ることは無いそうなんですが、習志野電車区があるので、
ここから臨時列車が動き出し京葉線に入り込む時には使うので、場所を確認しました。


津田沼の後は幕張へ。幕張は営業線的には各駅停車しかないのですが、
これまた幕張の車庫から出てくる列車に車掌が乗り込むための設備がありまして。
乗務員的には結構重要なポイントとして存在しているわけですね。
幕張の「快速中線」(って言っても普通の線路ですがw)から乗り込んで千葉方面へと
向かう時に確認する信号などを見ました。
その後は千葉へ向かう回送列車に乗って…稲毛と千葉の間にある「黒砂信号所」に停車。
ここはただの線路なのですが、結構重要な役割をしているんですね。
ここに止まって営業列車の通過待ちをしたりするので…。どの信号を見て出発するのかを見学。
そのまま千葉駅へと向かいました。


千葉駅は旅客としても多数利用経験のあるポイントなのでよく分かっているつもりですが、
乗務員として結構重要な信号(というよりも合図)があるんですね。
千葉駅の1・2番線以外から出発する列車は、出発の信号(青とか赤とか)の進行指示以外にも、
駅社員からの「出発指示合図」が必要になるんですね。これを受けないと発車できません。
千葉駅を利用したことがある人なら分かると思うのですが、発車間際に、「ジリリリリ」という
ベル(電子音じゃない)の音がすると思うんですね。それと「出発指示合図」の標識が点灯するのが
その合図になるわけです。だから、千葉駅のあの音は、別に発車ベルではないんですww
そう言うことを学んだりして、下り列車で蘇我へと戻りました。


区に戻った後、残った時間で今までの乗務の中で思った点などを話し合いました。
同じ見習いと言う立場で色々話し合うのはお互いにいい情報交換の場になったと思います。


こんな感じで割とたくさんの情報を得ることが出来て、充実した1日だったと思います。