警察に行って来たと

今日は明け番。色々あって上京することになりました。
って言っても、ハロショに行くのではなく、お仕事として。
それではことの経緯を説明します。


6/18に、電車の中に忘れ物をしたと申告があり、捜索の結果中野で発見されていた。
しかしこの遺失物、既に東京駅へ送付されており、6/21に到着するとのこと。
品物は間違いないので、18日の担当者は、21日に東京へ手続きするからと、
遺失物託送依頼書を書いてもらった。

その担当者は、21日の担当者となる人に、そのことを引き継ぎ、21日に確実に
依頼書をFAXして手続きするように頼んだ。
しかし、21日の担当者は、そのことを忘れていたらしい。


そして22日になり、おいらがその依頼書がそのままになっていることを発見。
コレはまずいと思いその忘れ物がどうなっているか調べると…。警察へ移管済。
う〜ん困ったなぁ…。とりあえず東京の遺失物センターに連絡し、何とか警察の方から
取り返すことは出来ないかと相談したが、無理といわれた。こちらではどうにもならないので、
警視庁の遺失物センターに相談してみてくれといわれたので、おいらはこちらへ連絡を取る。
相談の結果、3つの方法があることが分かった。その方法とは、


1.警察の所定の手続きを踏んで遺失者へと託送
しかしコレだと、「遺失者から警察へ依頼→警察から依頼書送付→依頼者が記入し、
身分証の写しとともに返信→警察が遺失物託送」という面倒な手続きが発生。
そもそも原因はこちらの手違いであるので、これ以上遺失者に迷惑はかけられない。
よってこの方法は却下。他の方法を探すと、


2.東京駅の遺失物係が毎日遺失物を持ってくるので、その人に代理受理してもらう
コレでもいいといわれたので考える。しかし、その場合また時間がかかるし、遺失物が
たらい回しになってもし何かあるとまずいので、これも好ましくない…。
と、東京の担当に渡してもらえるのなら、もしかしておいらでも…と思って話してみると、
それは別にかまわないとのこと。というわけで、


3.おいらが遺失物センターまで取りに行って、職場でお詫びするとともに引き渡す
この方法が一番確実であり、責任を果たせると思い、上司と相談の結果そうすることに。
遺失者の住所からすると最寄はうちの職場だし、こちらが取りに行った分送料は無くなったので、
遺失者にも負担はかけない最善の方法だと考え、決断しました。
なお、遺失者への連絡は、遺失物が確実にこちらに届いてからにすることにした。


というわけで明け番のおいらが警視庁遺失物センター(飯田橋)まで取りに行くことに。
おいらがやったミスじゃないんだけど…。まあついでにハロショにでも…という副産物を
考えて行ってまいりましたw途中で経路を外れてハロショで買い物してたのは内緒の話ww
遺失物センターに話は通してあるので、さっくりと渡してもらえ、無事代理受理完了。
あとは職場に戻って連絡するだけ…。眠い…。


そして無事職場に戻り、18日の担当者であった同期に事情を説明。その後遺失者に連絡を
取ってみると…なんと大変なことになってました。
どうやら警察の方から遺失物が届いているので取りに来てくれとのお手紙が届いており、
しかも家族が取りに飯田橋に向かっているとのこと…
orz
あちゃ〜…。事態は最悪の方向に向かっておりました。
当然、おいらが怒られる。
「こっちはそちらに託送依頼したのに、何で警察に行ってるのか?
それだけでも頭に来てるのに、勝手に取りに行って、そっちに取りに来いだと?
もう既に東京に向かっている。その時間とお金を無駄にさせやがって…。」
ああだこうだ言われました…。おいらが悪いわけではないのに…。
これは相当凹みましたよ。というか、「何でおいらがこんな目に?」という、何ともやり場の
ない怒りでしたねぇ…。ぶっちゃけ、ついでにハロショへ…という目的がなかったら、
おいらもブチ切れてたかもしれませんね…。
結局飯田橋へ向かっているのを中断してこちらに取りに来てもらうしかないので、ひたすら
謝り、そのようにしてもらうことになりました。


といった感じで、人の手違いの尻拭いに必死になり、最善を尽くしたつもりが仇となり、
自分のせいでもないのにわざわざ物を取りに行って、その結果怒られて謝って…。
遺失者の家族も時間とお金を無駄にしたってキレてましたけど、おいらも飯田橋までの
往復2時間とそれまでの一連の手続きに費やした時間を無駄にしているので…。
それなのに、その全てが仇となり、怒られて…。やりきれなかったですねぇ。
まあでもおいらが悪いことをしたわけではないので、上司はおいらのことを責めることは
しませんでした。むしろ慰めと「お前はこんなことするなよ!」との激励をもらって。
少し気を取り直すことが出来ましたが…。


あとで考えると、この一連の流れの中で、おいらがミスをした点といえば、
遺失者に断りなく遺失物を取りに行ったこと。コレに尽きますねぇ。
でもそれも遺失者に負担をかけたくなく、なおかつその所在が確実になってから、安心して
連絡をしようと思っていたからであって…。全てが裏目になってしまいました。
こっちのミスとはいえ、その人のことを思ってやったのに、それで怒られるんだもんなぁ…。
サービス業ってなかなか難しいですねぇ…。